参加者の安全を少しでも確保するため、下記2点のヘルメットとグローブの義務付けを行なっております。
服装に関しては肌の露出の無い長袖・長ズボンが必須ですので、レーシングスーツを着用する義務はありません。ドライビングスーツでの参加も可能です。
シューズに関しても、スニーカー等運転しやすい靴での参加は可能です。
詳しくは2019 MARCH & NOTE Circuit Trialスポーティングレギュレーションを参照してください。
【装着義務のドライバー装備】
■4輪用ヘルメットの装着(FIA適合品)
バイク用ヘルメットや半キャップなどのヘルメットは許可されません。必ず、ヘッド&ネックサポートシステムに対応したFIA適合の4輪用ヘルメットを準備しましょう。FIA適合の4輪用ヘルメットは内部の素材に難燃性の素材を採用している点が2輪用と異なっています。4輪用ヘルメットには、フルフェイスタイプとジェットタイプの2種類がありますが、フルフェイスタイプをおすすめしております。また、古くなったヘルメットは強度が低下している恐れがあります。メーカーの使用期限を確認し、期限を過ぎている場合は、新しいモノに交換しましょう。
■レーシンググローブ(FIA適合品)
クルマを操作する際に直接、接触する部分の装備です。スポーツドライビング専用に開発されたものですので、操作性は非常に高くなります。他のドライバー装備同様に難燃性の素材を使用していますので、安全性の面からも、FIA適合品のグローブを着用しましょう。
【準備したい装備品】
■レーシングスーツの装着(FIA適合品)
FIA適合の4輪用レーシングスーツ(カート用はNG)を推奨しています。FIA適合の4輪用レーシングスーツは、燃えにくい難燃性の素材を採用しています。また、肩ベルトや腿ベルト(スーツによってはポケット)はファッションではく、クラッシュの際にオフィシャルがドライバーをクルマから救出しやすくするための取手としの機能を持っています。また使用期限も定められていますので、あまり古いレーシングスーツの使用は控えましょう。
■ヘッド&ネックサポートシステム(HANS等FIA適合品)の装着
ヘッド&ネックサポートシステム(以下、ハンス等)の装着を推奨します。フロントから大きなクラッシュをした場合、頭が前のめりになって、頭部や頚椎部の損傷を防ぐことを目的にした安全装備です。実際に、ハンス等を装着していなかったために、クラッシュした際、顎ヒモを締めていたにも関わらずヘルメットが脱げてしまうような事例も数多く見られます。
※ヘルメット側にもアンカーが必要なため、ヘルメット購入の際はハンス等の使用を確認してください。
■アンダーウェア類
サーキット走行では、意外と汗をかきます。とくに夏場のイベントでは大量の汗をかきますので、ヘルメットやレーシングスーツが汗で濡れてしまいます。レース用のフェイスマスクや上下のアンダーウェアを使うことでヘルメットやレーシングスーツの汗対策に少しでも貢献します。夏場のイベントでは2着準備しておくエントラントも多く、午前の走行と午後の走行で使い分けることで快適にイベントを楽しむことができます。